ニュース 2025年04月18日
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いまさら聞けない!BE:FIRSTの魅力、音楽業界にもたらした影響とは?徹底解説!

日本の音楽業界で才能あるアーティストが活躍の場を見つけられず、K-POP市場へ流出してしまう現状を危惧したSKY-HI。

そんな現状を憂いたSKY-HIは、「才能が正当に評価され、自由に表現できる場所を作りたい」という強い想いから、マネジメントレーベル 「BMSG」 を設立。

アーティストが自らの道を切り開ける環境を提供し、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいる。

さらに、自費で1億円 を投じ、BMSG初のデビューメンバーを選ぶオーディション 「THE FIRST」 を開催。

ここから誕生したのが、7人組ダンス&ボーカルグループ 「BE:FIRST」 だ。

彼らの登場は、日本の音楽業界に新たな可能性を示し、未来を切り拓く大きな一歩となった。


デビューからわずか2年4ヶ月での東京ドーム公演、3年目にはドームツアーを大盛況で終え、4月からは初のワールドツアーの開催も決まるなど大躍進を遂げている。

設立したての事務所から彼らがここまで大きく羽ばたけた訳は?

また、彼らが音楽業界のもたらした影響とは?

いまさら聞けない!BE:FIRSTの魅力を全て解説!


彼らが誕生した「THE FIRST」。

音楽ファースト、クオリティファースト、アーティシズムファーストを掲げ、視聴者投票は一切行わない

社会現象にまでなったオーディションだが、他のオーディション番組との違いは?


多くの人が驚いたのはSKY-HIの参加者に対する姿勢だ。

事務所の社長、審査員という立場であるにも関わらず、参加者への素直なリスペクトの表現、合宿では一緒にレッスンを受ける姿も新鮮であった。

番組の放送終了後、度々話題に上がっていたのがSKY-HIの言葉である。

彼が参加者に向ける言葉は多くの人の心に刺さり、胸を打つものだった。

審査に落ちた参加者を泣き崩れながら見送り、掛けた言葉は多くの人の心に残っていいるだろう。


別れてしまった後、彼らに出来ることはただ一つ。こんなすごいグループを輩出した合宿で、自分はここまで残っていたんだ!って言わせてあげる事しかできない。素晴らしいグループを作りましょう。

SKY-HIの背中を見て成長してきたBE:FIRSTは、まさに音楽ファースト、クオリティファースト、アーティシズムファーストを掲げる、他人を蹴落とさないグループとなった。



衝撃のデビュー曲「Gifted.」




BE:FIRSTを語る上で欠かせないのがデビュー曲「Gifted.」だ。

彼ら自身がギフテッドであり、また人は誰しもみなギフテッドであるという「THE FIRST」を経験したことで、説得性の濃いメッセージが込められている。

音数の少なさに緊張感を感じるサウンドからスタートし、壮大なサビへと向かっていく。

『Billboard JAPAN総合ソング・チャートJAPAN HOT100』で1位を獲得し、各種音楽チャートでは40冠を記録し、BE:FIRSTの実力と存在感を堂々と示した。



2nd シングル「Bye-Good-Bye」で日本レコード大賞にて優秀作品賞を受賞




”前向きなサヨナラソング”として広く親しまれ、自身初のヒット曲となった。

現在、Youtubeでは再生数4000万回を突破しており、「中毒性がすごい」「スーパーの有線で聴いて、ここまでたどり着きました」「ハマった」などのコメントが寄せられている。

”夢を超えて会おうよ”という歌詞が別れと出会いの季節に多くの人の背中を押し、「THE FIRST」の視聴者は落ちた参加者たちへの”前向きなサヨナラ”を歌っているのではないかと話題になった。

「第64回 輝く!日本レコード大賞」にて優秀作品賞を受賞し、まさにBE:FIRSTの代表曲となった。



#BBB チャレンジで話題「Boom Boom Back」




2000年代の渋谷をイメージしたMV。

90’s フレイヴァー、2000年代ティーンズビート、そして現在のセンスがミックスされたハイブリッドなHIP HOPダンスナンバーとなっている。

コレオグラファーにはKAITA、KAZ the FIREを迎え入れ、リリース前から#BBBチャレンジ、

#BBBChallengeと題してTikTok、Instagramの投稿。

その中毒性抜群なコレオが瞬く間にダンサー界を中心に話題になり、たくさんの人がチャレンジに参加した。




THE FIRST TAKEで話題になった「Smile Again」




シングルリード曲としては初となるラブソング。

制作陣の名には、プロデューサーのSKY-HIの他にダンス&ボーカルの大先輩でもあるw-inds.の橘慶太も。

洗練されたミニマルな音数の中で、7人の歌声が際立った本作は、”君は綺麗だ”というシンプルなワードにいくつもの含みやストーリーを感じさせる。

哀傷、ノスタルジー、希望、決心…、美しいメロディにダンサブルな展開やシンガロングまで、短く長い3分間の中でBE:FIRSTが強い愛を捧ぐ1曲。




コメント欄では「ダンス&ボーカルチームだよな?全員歌えて上手いとかすごい」「ダンスパフォだけでも魅せれるグループなのに歌だけでも魅せれるの最強で無敵過ぎる」と今までダンススキルの高さで目立つことのなかったボーカルの実力を発揮した。

また、THE FIRST TAKE では「Bye Good Bye」も披露している。



有名ダンサーも驚く!!ダンススキルの高さ「Mainstream」

トレンドを追うのではなく、”自分たちが新たな流れを作る”という強いメッセージを持つMainstream。

各種音楽チャートで116冠を獲得、ストリーミング全世界累計再生回数が1億回を突破し、曲の名に恥じない功績を残している。




この曲の魅力は壮大なスケールのMVと異質な雰囲気を漂わせるコレオだ。

メンバーのSOTAと世界的ダンサーであるReiNaがダッグを組んで作り上げたコレオはもはやダンス&ボーカルグループの枠を超えている。


この音まで拾う!?と毎秒驚くくらいに、繊細な振り付けは視覚で音を見せているようだ。

アウトロでSOTAがセンターにやってくると、時空を操っているようにまで見える。

静と動のコントラストを巧みに活かしたこの振り付けはダンサー界をざわつかせた。

この質感のダンスを緊張感と爆発的な開放感だけで表現できるボーイズグループが今までにいただろうか?


「Mainstream」のダンスプラクティス動画





事務所の垣根を壊したSKY-HI

「SKY-HI✕日本テレビ」が手掛ける大型プロジェクトとしてスタートした「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」。

「良いものは良い/もうダンス&ボーカルシーンに垣根も差別も必要ない/ここを歴史のターニングポイントにしよう」というメッセージを旗印に掲げ、2023年2月からはテレビやHuluを中心としたメディアを通して視聴者にアピールし、3月5日には有明アリーナ、3月11日と12日には幕張メッセにて「生のライブイベント」として「D.U.N.K. Showcase」が開催された。



第1弾にはBE:FIRSTをはじめとするBMSG所属のアーティストはもちろん、DA PUMPのKENZOや

&TEAM、GENERATIONS、BALLISTIC BOYZ、s**t kingz、超特急、Ayumu imazu、さらにはDREAM COME TRUEが出演し、まさにアーティスト間の垣根を越えたライブとなった。


最近の音楽番組で見ることが多くなった”垣根を越えたコラボ”企画。

この文化が広がったのは確実に「D.U.N.K」のおかげだと言えるだろう。


CD大量購入文化に声を上げるSKY-HI

YouTubeにて公開されているSKY-HIと、エイベックスの松浦勝人会長の対談動画でSKY-HIは、「推しのために」とCDを大量に購入する文化について、「ファンが変な伝説を信じ込まされている状況は不健康」と問題提起。

「『何万枚売れないとドームツアーはできないらしい』とか、『CDを積む行為こそが好意の現れなんだ』『これでみんな喜んでくれる』と、常識が歪んでしまっている部分がある。そこを一個一個きれいにしていったほうが、結果として音楽市場は成長すると思います」と語った。




その動きの1つとして2024年6月に発売された「Masterplan」のシングルCDを紙ジャケットに変更。

その結果10トン分のプラスチックを削減し、これはスマホのフル充電1200万回分に相当すると説明。

シングル1枚でこの成果が出せるのであれば、音楽業界全体で取り組めば「国が本当に変わる」と主張した。

また「ランダムトレカ」と言われるCD特典を廃止したことによりCD販売数は減った一方で、そのタイミングで発売したグッズの売上は倍増したという結果を残した。

グッズの売上はCD売上よりアーティストへのリターンが大きく、このシフト変更をすることでみんなが幸せになれると考えている。




少しずつではあるが、確実にSKY-HIが目指している音楽業界へと近づいている。

SKY-HIの上げる声に今まで声を上げれずにいた人たちが集まり、大きな波を越している。

根本にある気持ちを変えずに真っ直ぐここまで進んできた結果だろう。

だからこそBE:FIRST登場は、日本の音楽業界に新たな可能性を示し、未来を切り拓く大きな一歩となった。

今後のBE:FIRST、そしてBMSGの動きに目が離せない。


BE:FIRST メンバープロフィール



SOTA

生年月日2001年1月18日

身長174cm



SHUNTO

生年月日2003年9月1日

身長175cm



MANATO

生年月日2001年4月29日

身長173cm



RYUHEI

生年月日2006年11月7日

身長183cm




JUNON

生年月日1998年5月23日

身長183cm



RYOKI

生年月日1999年4月26日

身長177cm



LEO

生年月日1998年9月8日

身長179cm


BUZZチケ編集部注目ポイント

SKY-HIが才能ある若者の活躍の場を切り開くために設立したBMSGから誕生したBE:FIRSTは、圧倒的な音楽・ダンススキルで日本の音楽業界に新たな風を吹き込んでいる。

業界の構造改革にも挑むSKY-HIの理念のもと、BE:FIRSTは社会性・芸術性・グローバル性を兼ね備えた次世代の音楽シーンの象徴となっている。