ニュース 2025年04月10日
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【FAR EAST REGGAE CRUISE 2025】2回目開催の“ワケ”をMIGHTY CROWN Masta Simonに問う
MIGHTY CROWN Masta Simon

文・写真:Shingo Shimojo



世界で活躍する日本のトップレゲエサウンド、MIGHTY CROWNが、今年の9月にFAR EAST REGGAE CRUISE 2025を開催する。

2023年のREGGAE CRUISE開催とともにサウンドの活動休止を宣言していた彼らによる驚きの発表を受けて「あの感動を再び!」「今度こそは乗船したい!」と多くのファンが湧き立っている。

それにしても予想外過ぎる2度目の船出。その理由をMasta Simon氏に聞いた。



「誰も体験したことがないミュージッククルーズを日本に」

FAR EAST REGGAE CRUISE誕生の背景

ーー2023年のFAR EAST REGGAE CRUISEが終わってから「すごい旅だった」と、SNSでもしばらく話題になっていましたね。



Masta Simon:そう、予想を遥かに上回る反響があって、例えば音楽メディアだけでなく、クルーズの専門誌にも何回か取り上げてもらいました。


ーーそもそも若い人がクルーズに乗船する機会ってなかなかないですよね。

Masta Simon:前代未聞だったみたい。

基本的にクルーズは60代から70代がメインの客層で、30代や40代に一生懸命プロモーションしてもなかなか広がらなかった業界で「なんだこいつら」って(笑)

レゲエが好きな子達というとストリートの不良っぽいイメージもあるみたいで、開催までは警戒もされてました。


ーー「船の上で暴れたらどうしよう」みたいな?

Masta Simon:実際は喧嘩や揉めごとなんて全くなかった。

そんなことする人はゼロ、そんな空気にすらならなくて、めちゃくちゃピースで愛が溢れた6日間でした。


ーーSimonさん自身は、2015年に開催されたDamian Marley主催のJam Rock Cruiseで初めてクルーズを体験したんですよね。

Masta Simon:そう、日本から出演者として呼んでもらったんだけど「こんなことってあるんだ」ってめちゃくちゃ驚いた。

もう今まで経験したことのない全く次元が違う楽しみ方というか。

俺も30年くらいレゲエやってるんで、どこかで飽きがくることもあって「レゲエって最近これだしな」みたいな。

でも改めて「うわ、なんかまた(レゲエが)好きになっちゃった」と思えた時間だった。


ーー通常のフェスやクラッシュとクルーズでは何が違ったんですか?

Masta Simon:もうね、全てが違った(笑)

クルーズは簡単に言うと、音楽のアミューズメントパーク。

毎晩アーティストのライブを観られて、サウンドプレイも夜通しやってるし、いろんな人とリンクできる。

こんな楽しいことがあるんだって、今まで自分が考えていた遊び方の常識を全部ぶっ壊されました。

途中で乗り降りできないから、乗船した全員が運命共同体、ファミリーって意識が自然と芽生えるのもクルーズならではの一体感だよね。


ーーその体験を日本でも実現しようと思ったわけですね。

Masta Simon:そう、あの感動をどうやって日本に落とし込めるか、自分たちのなかでずっと考えて、何回かチャレンジしようとしたんだけど、バジェットの問題とかコロナとかいろんな困難があって…ようやく実現できたのが2023年でした。


構想から2023年の開催までも時間がかかったということですか?

Masta Simon:2年ぐらいかかったかな。

元々は2022年9月開催予定だったんだけど、コロナで1年延期になって。

でも伸びたおかげで横浜レゲエ祭もできたし、海外ツアーもできたし、結局いろいろプラスになったというか、全てに意味があったんだなと今は思ってる。

そして、日本発着のクルーズ船として最大級、Jam Rock Cruiseの船よりも遥かに大きいMSCベリッシマで日本初のミュージッククルーズができたんだ。

やっぱり誰もやってないことをやるのが刺激になるし、楽しいし、それが俺らなんだよね。


オーディエンスの熱に突き動かされて決めた“予定外の再航海”

ーー本題ですが、今年2回目のFAR EAST REGGAE CRUISE開催に至った理由を教えてください。



Masta Simon:ほんとは1回でやめようと俺らも考えてたんだけど、もうあまりにも来てくれたお客さんのフィードバックが良くて。

2023年はクルーズの3週間くらい前に横浜レゲエ祭を赤レンガでやって、そこには2日間で延べ4〜5万人くらいの人が来てくれたの。

それに比べるとクルーズは数千人規模。

あとでクルーズに参加した人から話を聞いて、「自分も乗ればよかった」って後悔する声がたくさん聞こえてきたから、そういう人たちのためにももう一回やろうと。

ーーMIGHTY CROWNのYouTubeチャンネルでも、前回乗船したZeebraさんが「ヤバかった」と絶賛していましたね。

Masta Simon:別にお金を払ってプロモーションで言わせてるわけじゃないですからね(笑)

Zeebraも他のみんなも、自然にそう言ってくれてる。ありがたいです。




ーープロモーションではなく純粋に「この体験をシェアしたい!」って感覚なんですね。

Masta Simon:そうだね。「ヤバいから!知らないのは損!」って、みんな言うんですよ。

このクルーズを知らないこと自体がもったいない。

人生が豊かになる経験だと思う。


ーー何がそんなに良かったんですか…?

Masta Simon:ほんとになんていうか…嫌なことというか、ネガティブなエネルギーがこれほど生まれない環境ってないなっていう程、とにかくハッピーで愛しかない時間だったんだよね。

お客さんにとって、すごくラクなの。

遊び疲れたら部屋に戻ればいいから「ちょっと仮眠とろう」とか「飲みすぎちゃったから夜のパーティーはいいや」とか、自分の好きなように動ける。

雨に降られても部屋で着替えればいいし。

ーー確かに、野外フェスの場合は天候が崩れると大変だけど、クルーズは常に快適に過ごせて、部屋を一歩出れば音楽が待っている…最高ですね。

Masta Simon:だからストレスが全くないし、船上から見る景色は完全に非日常だし。

船内で流れているBGMも、全部(メンバーの)Sami-TとCOJIEがクルーズのためだけに何時間もかけてミックスしてくれたんだ。本当に気持ちいいセレクトだった。

そして、毎晩メインデッキのステージではアーティストのライブがあって、他にも2つのラウンジで趣向の違ったパーティー。

さらにプロムナードっていうショッピングモールをクラブ化する企画ではオールホワイトのドレスコードを決めて、それも最高に盛り上がったよ。


ーーコンテンツ盛りだくさんですね。ちなみにメインデッキのライブの音量はどのくらいでしたか?

Masta Simon:もうガンガン、爆音です。

海の上では何の規制もないからね。


ーーサウンドシステムも入れて…?

Masta Simon:いや、システムは入れてないけど、大きなフェスや東京ドーム規模のライブでも音響をやっている一流のチームに最高の音をつくってもらった。

船上ということで重量制限の問題もあったんだけど、そこも全部クリアしたうえでね。

音に加えてやっぱり海の上っていうシチュエーションが最高だったよ。


ーーアーティストは自分のステージ以外の時間をどう過ごしていたんですか?

Masta Simon:もう普通にお客さんと同じように自由に楽しんでました。

演者とオーディエンスで動線も分けていないから、使うレストランもプールも喫煙所も全部一緒。

いろんなところで「みんなで写真撮ってください」って、コミュニケーションが生まれていました。

当然知らないお客さん同士の交流もたくさんあったし、なかにはクルーズをきっかけに誕生したカップルもいたみたい。


ーーそれは最高にハッピーですね!音楽以外のコンテンツもかなり充実していたようですが。

Masta Simon:すごかったよ。

人気なのはプールで、カラオケやボーリング、ジムもあってショッピングもできる。

あとはカジノを楽しみに来てる人も意外と多かった。

日本国内では違法なんだけど、MSCベリッシマは外国籍のクルーズ船だからOKなんだ。

カジノができるフェスって日本では他にないよね(笑)

それに飲食も旅行代金に含まれているから、フードもドリンクも好きなときに好きなだけ楽しめるし。バーだけでも20箇所以上あるから、さすがに周りきれないけど(笑)

前回は俺らの知り合いで、格闘家とかオリンピック選手も乗船してたんだけど、毎朝ジムでトレーニングした後で朝食を食べて、ちょっと昼寝してから夜のステージを観に来る人もいたし、毎日必ずランニングしてる人もいた。


ーー海の上でランニング…気持ちよさそうですね。

Masta Simon:一応ランニングコースみたいなのがあるんだよね。

常に体動かしたい人もいるし、ひたすら飲み食いしたい人もいるし、とにかく自由。

まさに楽園だった。


ーープールもあるし、子どもも楽しいでしょうね。前回のクルーズの写真にも子どもの姿がたくさん写っていました。

Masta Simon:子どもだけで600人ぐらい乗ってたからね。

12歳以下は1家族2人まで無料にしてるし、18歳以下も4分の1の値段にした。

きっと子どもたちにとっても最高の思い出になったんじゃないかな。

ただ、老若男女ともに楽しんでもらえたみたいで、自分の母親や叔父、叔母とか、身内では70代の人たちもたくさん乗ってくれたんだけど、いろいろなクルーズに10回くらい乗ってきた母親がお世辞抜きで「今までで一番良かった」って。

他のクルーズと全然違うと。

音楽にそれほど興味のない人にも楽しんでもらえたのが嬉しいよね。

クルーズ慣れした人にもちゃんとご飯やアクティビティのクオリティに満足してもらえて、なおかつレゲエの楽しさも伝わったみたい。


豪華海外勢と生バンド、ダンス、クラッシュ…FAR EAST REGGAE CRUISE 2025の注目ポイント

ーーFAR EAST REGGAE CRUISE 2025の見どころを教えてください。



Masta Simon:目玉はなんと言ってもメインデッキでのライブ。

国内のアーティストに加えて海外からはMORGAN HERITAGE・ROMAIN VIRGO・DING DONG・BUSY SIGNALを呼んでいます。

4組全て世界の第一線で活躍している、現役で最高にイケてるアーティスト。

しかもDING DONG以外の3組はフルバンドで乗船してくれる。オリジナルのバンドでの演奏は本当に格別で、もうそれだけでも日本のレゲエ史上なかったことだと思います。

今まで、ジャマイカのアーティストを日本のバンドでバッキングさせるっていうのを俺らがたびたび企画して、今や当たり前になりつつあるけど、やっぱりオリジナルのバンドには絶対に勝てないよね。

100歩譲っても勝てない。もちろん日本のバンドも素晴らしいけどね。


ーーHOME GROWNなどですね!

Masta Simon:前回はT.O.K.とFreddie McGregorのバックでRuff Kutt Bandが出たときも、HOME GROWN含め日本のバンドマンやアーティストはみんなかなりクラってましたね。

「マジかよ…全然違う」って。

最初の音から全く違う。

素人でもわかるレベルで、特に子どもたちがすごく敏感で、俺の甥っ子とか、別に音楽に詳しいわけじゃないけど「全然違った!」って言ってました。

同じような機材を使っているのに音の迫力が明らかに違う。

だから、今回のクルーズもミュージシャンは絶対に乗った方がいい。

日本にいながら海外のトップクラスのレゲエバンドが3つ同時に観られるチャンスなんて今後もなかなかないと思うから。


ーーアーティストのラインナップもバンドセットもかなり楽しみですね。それにDING DONGが来ることで、ダンスの側面もよりフィーチャーされそうです。

Masta Simon:DING DONGはもともとレゲエダンサーとして有名になって、そこからアーティストになった人だからね。すごく象徴的なジャマイカのダンサーです。

そこも面白いんじゃないかなって。

レゲエのダンスってちょっと特殊で、技術を競い合うよりも「みんなで楽しもう」っていう意識が強い気がするんだよね。

ヒップホップダンスとかいろいろあるけど、みんなで同じ振り付けで踊ってワイワイ楽しめるのがレゲエやダンスホール特有のスタイルだと、俺は思ってます。


ーークルーズではダンサーもダンサーではない普通のお客さんも入り乱れて楽しむ感じ?

Masta Simon:そうそう。別に踊りたくない人もいるから、普通に見てるだけでも楽しいし、それはそれで全然OKなんだけど。

でも、たくさんの人が集まってワーッて踊ってるのはすごい絵になりますよ。

今回はDING DONGが来るからさらに楽しいと思う。

彼は本当にダンスホールの踊りを体現する人だからね。

きっと「踊りたいけど、よくわからない」っていう人もいるよね。

音楽はすごく好きで、体もちょっとは動くけど、いわゆる「ダンス」はできない、みたいな人は、なんとなく周りの人を見て真似するところから始めたらいいんじゃないかな。

そうすると「こうするんだよ」みたいな空気が自然と生まれると思うから。

難しいステップばかりじゃない。

すぐ真似できるような簡単なムーブもある。

やっぱり同じ動きをしてると、人って結構楽しめるんだよね。

一体感を味わってほしいな。


ーー前回も盛り上がったサウンドクラッシュ※ですが、今回は?

Masta Simon:そう、今回は「WORLD BASH」っていうイベントを企画していて、それはちょっとクラッシュっぽい要素を入れた国対抗戦です。

Mighty Crownは司会であり、チームジャパンの指揮官として、仲間と一緒に戦う、みたいな立ち位置。

※サウンドクラッシュ:レゲエ特有の音楽によるバトルイベント。

DJとMCのチームにより、選曲のセンスやMCのパフォーマンス、そしてそのサウンドだけが持つ特別な録音音源(ダブプレート)を駆使してオーディエンスを盛り上げ、勝敗は観客の反応などで決められる。

Mighty Crownは1999年NYで行われた「WORLD CLASH in New York」で優勝。

アジア人初のサウンドクラッシュ世界一の称号を勝ち取った後、世界各国の20以上の大会でタイトルを獲得した


ーーそもそも、日本にいてサウンドクラッシュを体感できる機会はほとんどないので、レゲエ好きならそれだけで乗船する価値がありますよね。

Masta Simon:そうだね。前回のクルーズでも、俺らが日本のお客さんの前でクラッシュをやったのは、たぶん25年ぶりぐらいだった。

ほとんどの人がクラッシュ初体験だったと思うけど、「こんなに楽しいの!?」ってかなり盛り上がったよ。

クラッシュは音楽の喧嘩だけど、すごく笑いもあって。

MCバトルみたいなギスギスした感じではなかった。

お互いリスペクトし合ってるからね。

言葉で刺すときは刺すけど、エンターテインメントとしてめちゃくちゃ楽しかった。


ーーMighty Crownが1999年に「WORLD CLASH in New York」で優勝したときの映像を見ると、本当に鬼気迫る感じですが、サウンドクラッシュのスタイルも変わってきているわけですか?

Masta Simon:もう全然変わってる。

あの当時はかなりハードコアだったけど、それがよりステージショーらしくなっていった。

でかいステージになればなるほど、みんなが(クラッシュのコアな部分を)知ってるわけじゃないから、広くウケるようにしなきゃいけないし、エンターテイメントにしなきゃいけない。

だから、口撃するだけじゃなくて、笑わせるとか、感動させるとか、色んな手法に変わっているよね。逆にそれができないやつはもう全然勝てない。

今回のWORLD BASHも絶対楽しくなると思うよ。


悩むなら乗れ!人生が変わる“後悔のない航海”へ

ーー他に、2025のクルーズでアップデートしたポイントはありますか?

Masta Simon:船の一番最後尾にあるホライゾンプールにクラブエリアを1つ増やすんだ。

そこは、ゆったりしたい人たちのためにメローな気持ちいい曲だけをかけるチルな空間にする予定。

それに、今回は日毎に音楽のテーマを変えようかなと。

レゲエがメインだけど、他にもオールドスクールのヒップホップとか、ソウルとか、和モノとか、ラヴァーズロックとか、ゴリゴリのダンスホールとか、いろんな要素を入れようと。

人によって音楽の好きなタイプが違うけど、どんな人も絶対どこかでツボるようなクルーズにしたい。


時代やシーンを作るのは「大勢」の力ではなく、「1人」もしくは「1チーム」


ーーもうひとつ、アーティスト募集企画「Road to FAR EAST REGGAE CRUISE」もありますね。

Masta Simon:これは元々、横浜レゲエ祭のなかで「Road to 横浜レゲエ祭」っていうのをやってたんだけど、言わばそのクルーズ版。

今の日本のレゲエシーンって、どうしても昔と比べて弱いし、全然勢いがないなって感じていて。

一方でヒップホップはかなり盛り上がってるじゃないですか。

ヒップホップのラッパーとレゲエのシンガーやディージェイって、トラックの上で歌うっていう文化は共通しているはずなのに、レゲエの場合はアーティストが世に出るための分かりやすいプラットフォームがないなと前々から思っていて。

そういう意味でも、誰か発掘してフックアップできたらなっていう気持ちがある。


▼応募はこちらから

4月30日まで応募を受け付けています

俺やメンバーが送られてきた音源を全部チェックして、もし自分たちが「これだ!」って思う人がいたら、クルーズの大切な1ステージを任せたい。


ーー「該当者なし」という可能性もあるんですか?

Masta Simon:全然あります。

「ピンとこないけど、とりあえずこの人」みたいな妥協はしたくないんです。

「こいつ頑張ってるしちょっと知ってるから、仕方ないからこの人」っていう忖度もしない。

でも、原石は絶対にどこかにいると思うから、見つかったらその子にクルーズで歌わせてあげたいし、その後もできる限りサポートしてあげたいなと。

俺のなかで、時代やシーンを作るのは「大勢」の力ではなく、「1人」もしくは「1チーム」で革命は起こせると思ってるんです。

今回のクルーズが、そんな才能と出会うためのきっかけになるといいな。

最高のステージを用意して待っています。


ーーもう1つ聞いておきたいことが…。「乗船したいけど誘える知り合いがいない」と悩む孤独なレゲエ好き・音好きは少なくないと思うんですけど、前回一人で参加しているお客さんはいましたか?

Masta Simon:いたいた、たくさんいたよ。

俺の周りでも、男子も女子も1人旅は意外と多かった。

どうせ船に乗ったら誰かいるし、すぐ仲良くなれるからいいやっていう感じの人もいれば、自分の空間が欲しいタイプの人もいるしね。

ただ、1人1室だと予算的にちょっと高くなるから、誰か相部屋できる人がいないか探す人もいた。

そういう人同士が繋がる場として、Facebookで「クルーズメイト募集」っていうグループがあって、前回はそこで結構マッチングしたみたい。

同性同士限定で相部屋できる仲間を探せるから、これを使うのもおすすめ。


ーーありがとうございました!

最後に、クルーズに参加する予定の人や参加を検討している人へメッセージをお願いします。



Masta Simon:まず「2回目をやるなら3回目もあるでしょ」と思っている人もいるかもしれないんだけど、それは期待しないでほしいんだよね(笑)

大規模なミュージッククルーズの企画って本当にいろいろ大変で…まぁでもそんなハードルでも全然、余裕で乗り越えるのが俺らなんだけど、とはいえ、今回で本当にラストにしようかと思っていて。

生きてるなかで「どうせあいつまた会えるっしょ」とか、いろんなことを“当たり前”だと思ってチャンスを先送りにしちゃうことってあると思うんだ。

自分も含めてね。

でも、年齢を重ねるごとに「あれ、死んじゃったのあいつ」とか「病気になっちゃったの」とか、そういうことってどんどん増えてくる。

大好きなアーティストの訃報も多い。

やれるうちに、やろうと思ったときにやらないと、会いたい人に会わないと、人生後悔する。

今回のクルーズは、前回のクルーズに「乗れたのに乗らなかった」って後悔している人たちのために企画したものです。

もちろん普通のイベントと比較したら値段は少し張るんだけど、イベントというよりも「人生の旅」と捉えるとすごく価値があるから、絶対に乗ってほしい。

「人生生きてて良かった」って思わせる自信があるから。

悩んでる人は…悩む時点で行きたい気持ちがあるわけでしょ?

そしたら「何を悩んでんの?人生1回しかないじゃん」っていう(笑)

絶対後悔させない。

Sami-Tも言ってたけど「後悔のない航海」。

絶対間違いないんだよ。

100%とは言わない、300%楽しいんで、ぜひ。船上で待ってます。


一足先に「FAR EAST REGGAE CRUISE 2025」を感じられるイベントが開催!

「Far East Reggae Cruise 2025 Launch Party」詳細


▼チケットの購入はこちらから

https://iflyer.zaiko.io/item/371012


FAR EAST REGGAE CRUISE 2025

公式HP:https://www.fareastreggaecruise.com

公式Instagram:https://www.instagram.com/fareastreggaecruise/?hl=ja

公式X:https://x.com/fareast_cruise


BUZZチケ編集部注目ポイント

今年のクルーズについてじっくり話を伺うことのできた今回のインタビュー。

これはもう船上で待つアーティストたちに会いにいくしかない!!