元Normcore BoyzメンバーでラッパーのGucci Princeが、8月24日に転落死により永眠したことが所属事務所のプレスリリースで発表された。22歳だった。

Gucci Princeは2016年に結成されたNormcore Boyzのメンバーとしてデビューし、2018年にはSUMMER SONICやSUMMER BOMBに出演し話題を呼ぶ。

2021年にクルーを脱退してからはソロで活動し、特徴的な声と真っ直ぐなメッセージのパワフルなラップを武器に、シーンの中で存在感を放っていた大注目の若手アーティスト。

激闘ラップ甲子園の審査員を務めたり、朝日新聞の「JournaRhythm」という企画に参加した際には「格差社会」をテーマに楽曲を制作し、「学歴じゃない、実力だ」というメッセージを発信。

Gucci PrinceはHip Hopで格差と戦っていた。

激しいtrapのサウンドやoldなwest sideスタイル、UK garageといったテクノのようなサウンドなどジャンルに囚われない楽曲制作をしていた。

メインストリームまで届く音楽を目指し、とあるインタビューで最終的な目標は『グラミー賞』と語っていたGucci Prince。

ますます活躍が期待された矢先の訃報――。

心よりお悔やみ申し上げたい。

BUZZチケ編集部注目ポイント

特徴的な声と真っ直ぐなメッセージのパワフルなラップでシーンからも愛されていたラッパーのGucci Prince。

社会問題をテーマにした楽曲にも取り組むなど、幅広いジャンルに挑戦していた。