ニュース インタビュー 2025年10月24日
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【インタビュー】揺るぎない意志が巻き起こす“嵐”安藤優、2ndアルバム『STORM』リリース
46Records 安藤優 STORM

写真 : JET


10月23日(木)にリリースされる安藤優の2ndアルバム『STORM』。全10曲にわたり、これまでの軌跡とこれからの覚悟を描いた渾身の作品だ。


自身の手によるビートに加え、iyo、HADYなど新世代のクリエイターが参加。M.S.M a.k.a DJ Mah、Lucus Valentine、TATAboxBeatsといった多彩なプロデューサー陣が名を連ね、ミキシングにはJapanese Trap Musicの先駆者・JOE IRONを迎えるなど、音の細部まで研ぎ澄まされている。


盟友・むらけん、REIJI、RICKら46Recordsの仲間たちも客演として参加。なかでもTARO SOULとの共演曲「Get Low」は、世代とジャンルを超えた魂のセッションとして際立っている。


――“嵐”のように吹き抜けるサウンドの中で、彼はいま何を見つめているのか。


安藤優


「“銀行”にお世話になります」 ─ その真意


──収録曲「Sky’s the Limit」はどんな想いで作りましたか?

安藤優:タイトルはThe Notorious B.I.G.の「Sky’s the Limit」から取りました。自分の人生にも重なる部分が多くて。リリックに〈持ってる精神なら be my self〉とあるように、どんな状況でも“自分であること”を貫きたい気持ちを込めました。


──印象的なラインがありますね。

“うさんくせぇ Business はしないから覚悟してる しばらく貧乏、でも成功すると決めたから 将来たくさんお世話になる銀行”


安藤優:はい(笑)。「今はお金がなくても、本質的な音楽を続ける覚悟がある」という意味です。“荒稼ぎしてやる”というより、「信じた道で成功して、ちゃんと銀行にお世話になる」──そんな自分の宣言です。



「止まらない心臓」──創作への衝動


──アルバムの最後を飾る「B4」も印象的でした。

安藤優:ありがとうございます。タイトルは「BEFORE」=過去の意味と、「嵐の前触れ」という意味を重ねてます。アルバムのラストだけど、次の始まりでもあるんです。制作期間中は本当に止まらなくて、毎日音楽に没頭してました。それがリリックの“止まらない心臓 I did it”という言葉になりました。


──自分のスタイルを見つけた感覚?

安藤優:そうですね。“やり切った”というより、“やっと掴めた”。日本のヒップホップも大好きだけど、「こうあるべき」みたいな固定概念に縛られたくない。古いとか新しいとかじゃなく、自分が感じるままにやっていいと思うんです。「B4」は、その自由さを象徴する曲です。



“嵐”のタイトルに込めた意味


──アルバムタイトル『STORM』には、どんな意味が?

安藤優:「どこかのシーンに入らなきゃ」と思ってた時期もあったんです。でも最近は、「自分で場を作る方がカッコいい」と思うようになって。だから『STORM』は、“自分自身で嵐を巻き起こす”という決意。自分の手で新しい嵐を巻き起こしたい、それがこの作品のテーマです。

「“わがまま”であることが、俺の音楽」


──前作『Drink it up』はメッセージ性が強い印象でしたが、今作はより“自分本位”な内容に感じました。

安藤優:そうですね。今回は「俺が突っ走るから、みんなついてきて」という気持ちです。誰かに合わせるより、まず自分が本気で面白いと思える音楽をやること。それが結果的にリスナーの心を動かすと信じています。今までは「わがままな歌詞が書けない」と思ってたけど、ようやくそれを出せるようになりました。


「背中で見せたい」─これからの安藤優

──5年後、どんなアーティストになっていたいですか?

安藤優:背中で見せられる人です。「この人、本気で自分の道を切り開いてるな」と思ってもらえるような。『STORM』は、そんな決意を音で証明する一枚になりました。



「出自は関係ない」──挑戦のその先へ


──ライブの熱量もすごいですが、最近は「音源をもっと聴かれたい」と話していましたね。

安藤優:はい。まだまだ課題だらけなので、もっと楽曲のクオリティを上げたい。プロモーションも勉強中ですが、目先の再生数じゃなく、5年後10年後にも残る曲を作りたいです。


──『STORM』を出すことへの怖さがなくなったのは?

安藤優:覚悟が決まったんだと思います。その思いは『Sky’s the Limit』にも込めました。


──変化のきっかけは?

安藤優:Jack Harlowの『Tyler Herro』を聴いたことですね。彼ってゲトー出身じゃなくて中流家庭出身なんですよ。それでもUSのメインストリームで戦ってる。


──いつ出会ったんですか?

安藤優:今年6月。地元・山形でブドウ狩りのバイトをしてた帰りに、たまたまシャッフルで流れてきたんです。聴いた瞬間「何これ、カッコよ!」って。歌詞を深掘りしていくうちに、本気で喰らいました。


──脱力感があるのに、芯がある。

安藤優:そう。スキルもセンスもすごい。でも彼の魅力はそこだけじゃなくて、“普通の出自”からでもここまで来たってこと。勇気をもらいました。


──自分も、誰かにそういう勇気を与えられる存在になりたい?

安藤優:なりたいですね。


──最後に、ファンへメッセージをお願いします。

安藤優:『STORM』は、自分にとって大きな分岐点になる作品です。怖さもあるけど、もう覚悟は決まってる。これからも試行錯誤しながら、安藤流で突き進みます。信じてついてきてほしい。11月29日のリリースイベントで、みなさんに会えるのを楽しみにしてます。



【楽曲情報】

■ 『STORM』/ 安藤優

2025.10.23 digital release.

配信リンク🔗https://linkco.re/MgSs6fvQ

安藤優、キャリアの全てを懸けた2nd Album『Storm』。ソロ活動を本格化させ約2年、彼が歩んできたリアルな日常と、音楽への渇望、そして未来への野望のすべてを詰め込んだ、まさにキャリアの集大成となる2nd Album『STORM』が完成。



1.FLAME

Lyrics: 安藤優/Music: iyo/Mixing: iyo


2.Passion Pt.2

Lyrics: 安藤優/Music: TATAboxBeats/Mixing: TATAboxBeats


3.GRIT feat. むらけん, REIJI

Lyrics: 安藤優,むらけん,REIJI/Music: 安藤優/Mixing: 安藤優


4.damn feat. RICK

Lyrics: 安藤優,RICK/Music: 安藤優/Mixing: HINATA


5.Sky’s the Limit

Lyrics: 安藤優/Music: TATAboxBeats/Mixing: TATAboxBeats


6.調子いい子 feat. okano_skywalker

Lyrics: 安藤優,okano_skywalker/Music: M.S.M a.k.a. DJ Mah & 10FOR/Mixing: 安藤優


7.Route298 feat. HINATA, HADY,YNM, YORO

Lyrics:安藤優,YORO,HINATA,HADY,YNM/Music: O:WHO,HADY/Mixing: HINATA


8.Get Low with TARO SOUL

Lyrics: 安藤優,TARO SOUL,Lucas Valentine/Music: Lucas Valentine/Mixing: JOE IRON


9.It’s over feat. 小原滉平

Lyrics: 安藤優,小原滉平/Music: 安藤優/Mixing: 安藤優


10.B4

Lyrics: 安藤優/Music: 安藤優/Mixing: 安藤優


【イベント情報】

■ 『Storm Island』 ―安藤優 2nd Album ‟STORM” Release LIVE

\\セカンドアルバム『STORM』のリリースイベントを開催//

この日、代官山に生まれる音楽の嵐(STORM)を目撃せよ!!


2025年11月29日(土)17:00開場 17:30開演

会場代官山ORD.(東京都)(〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目−34−17 ザ・ハウスビル 2階)


出演者

安藤優 / YORO / HINATA / YNM / むらけん / RICK / okano_skywalker / TARO SOUL / 小原滉平 / Soraji


チケット発売中 ↓

https://buzz-ticket.com/e/StormIsland


主催:46Records合同会社




【プロフィール】


■ 安藤優


山形県に生まれ18歳で上京。 2019年に「PRODUCE 101 JAPAN」に出演し、アーティスト活動を本格的にスタート。 2020年に5人組男性ユニット、Boom Triggerのリーダーとしてデビューし、デビュー作ではオリコンランキングに入り日本を拠点に活躍した。 また、音楽のみならず舞台や映画などマルチな活動も見せた。 2022年、グループ解散と同時にBMSGのオーディション「MISSION×2」に参加し、最終審査直前まで勝ち残り、その音楽性と人間性にプロデューサーのSKY-HIや周りのメンバーからも評価を得る。 2024年3月末「BOY」のリリースを機に、シンガーソングライターとしてのソロ活動を開始。地元山形の花笠祭りをモチーフとした「花笠音頭ラップ」を制作するなど、活動の幅を広げている。2025年には自身初となるソロイベント「Drink it up PARTY」を開催しチケットを即日完売させた。

どこか懐かしさを感じるダンサブルなサウンドが特徴。日常の風景や感情を切り取った生活感のあるリリックを、自在に操るラップやメロディーのハーモニーにより”陽気で遊び心あふれるスタイル” を表現している。軽妙でオリジナリティー溢れるグルーヴと独特の世界観は、一度聴いたら癖になるとオーディエンスを魅了し続けている。


公式SNS

X:https://x.com/andouyuudesu

Instagram:https://www.instagram.com/andouyuudesu/

YouTube:www.youtube.com/@andouyoutube

楽曲配信リンク:https://www.tunecore.co.jp/artists/andoyuuu?lang=ja



【46Records合同会社


「すべての人には無限の可能性がある」を信条とする46Recordsは、2024年に設立されたソロアーティスト専門の音楽レーベルです。YOROのリーダーシップのもと、ソロアーティストがソロ活動で成功するために必要なあらゆる環境を提供し、個々の才能を最大限に引き出すことを目指しています。

最新技術とマーケティング戦略を駆使し、ソロアーティストが自由に創造性を発揮し、世界中のリスナーに個性的な歌声を届けるためのサポートを惜しみません。私たちは、ソロアーティストが自身のアーティスティックなビジョンを自信を持って追求できるよう、包括的な環境を提供し、音楽の未来を共に創造していきます。


公式SNS

46Records Official SNS

Instagram:instagram.com/46records_official

Youtube:www.youtube.com/@46Records_official



BUZZチケ編集部注目ポイント

揺るぎない意志が生み出す力強い音楽――安藤優が2ndアルバム『STORM』をリリース。

変化と挑戦を恐れず、自身の世界観をさらに広げた楽曲の数々に迫る。