【Netflix】はるな愛の半生が映画化。性別適合手術の実話が18歳の新星によって再現される
Netflix映画『This is I』が、2026年2月に世界独占配信されることが発表された。企画は鈴木おさむが担当。物語は、はるな愛の半生と、彼女の性別適合手術を執刀した医師・和田耕治との出会いを描く。
主人公の大西賢示は「アイドルになりたい」という夢を抱きながらも、自身の性別に関する葛藤を抱えていた。一方、性別違和に関する知識を持たなかった和田医師は、大西との出会いを通じて、当時タブー視されていた性別適合手術の可能性に向き合うことになる。
主演には18歳の新星・望月春希、和田医師役には斎藤工が抜擢された。オーディションにはトランスジェンダー当事者を含む多くの応募者が集まったものの、選考陣が満場一致で望月を選んだことからも、彼への期待の高さがうかがえる。繊細な感情表現と突出した存在感が魅力で、今後の活躍に注目が集まる作品だ。
<コメント>
◆企画:鈴木おさむ
2021年11月。仕事で大阪に行った夜、友人と梅田で見つけたショーレストランに初めて入り、そこの名刺入れに書いてあった「WADA」の文字を見て「これ、なんですか?」と聞いた時にこの物語の主人公の一人でもある和田先生の話と、和田先生の衝撃の実話が書かれた本の話を聞き、すぐに読みました。沢山の女性達を救った和田先生の驚くべき人生。そしてそこには「A」と書かれていた人物。それこそがはるな愛ちゃん。愛ちゃんは今から24年前に東京で小さなお店を開きながら、うちの妻達と仕事をしていました。妻から「すごくおもしろい人がいるんだよ」と聞かされ。ほどなくして会いました。僕と同じ年のその女性はたくましく強く、はかなく美しく生きている。愛ちゃんから何度も人生の話を聞いていたので、和田先生の本を読み、この物語と愛ちゃんの話を一緒にしてドラマを作ったらすごくおもしろくなるのではないかと。沢山の人を応援する物語になるのではないかと。2022年にNetflixさんに企画を出し、あれから4年がたち、このような作品が出来上がること。とてもワクワクしています。 この物語が一人でも多くの方に届き励ますことを願っています。
(Netflix Japan 公式Xより引用)
◆監督:松本優作
「自分らしく生きる」――この作品に込められたテーマです。 笑いあり、涙あり、歌やダンスも満載のこれまでにない新しいエンターテインメントが誕生しました。 そして、はるな愛さんと和田耕治医師が、あの時代に“自分らしさ”を貫くために何と闘ってきたのか。その姿が力強く、丁寧に描かれています。 オーディションで大抜擢された主演の望月春希さんがとにかく凄まじいです。 そして斎藤工さんをはじめ、最高の俳優とスタッフが情熱を込めて創り上げた渾身の一作です。 「明日も生きてみよう」とそっと背中を押してくれる、そんな力を持った映画です。 ぜひご期待ください。
(Netflix Japan 公式Xより引用)
◆エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)
未開の地を旅することは冒険です。冒険は危険が伴い成功は約束されていません。 この映画は冒険に溢れています。 この映画の登場人物は、その命と身体、全身全霊を使って道なき道を歩んでいます。人生という、一度しかない自分だけの旅路を迷い、苦しみ、決断しながら前に進みます。主演に18歳の高校生を大抜擢。その選択こそがこの冒険の起点であり、その存在は驚きと感動を伴い世界へ広がっていくと信じています。 この映画は映像と音楽の新たな融合の冒険をしています。80年代、90年代の誰しも知る歌謡曲と、現代的なダンスを組み合わせ、エモーショナルなシーンを生み出そうとしています。 この新たな冒険を観客の皆様が一緒に楽しんでくれると信じています。
(Netflix Japan 公式Xより引用)
(Netflix Japan 公式Xより引用)
BUZZチケ編集部注目ポイント
Netflix映画『This is I』が2026年2月、世界独占配信決定。はるな愛の半生と性別適合手術をめぐる出会いを描く物語で、18歳の高校生俳優・望月春希が主演。タブー視されていたテーマに真正面から挑んだ2人の感情豊かなドラマが幕を開ける。


