ニュース 2025年03月24日
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Azumaiが新曲『Phyllody』をリリース、伝説的ドラムンベースグループ『Noisia』が主宰する『VISION Recordings』のコンピレーションシリーズ『MISSION 03』に参加!


日本の音楽プロデューサーとしては稀な、世界的レーベル「VISION Recordings」からのリリースとなる本作『Phyllody(フィロディ)』は、UKのクラブシーンで絶大な人気を誇るドラムンベースのサブジャンル「Jump Up」を軸にした楽曲である。

「Jump Up」はシンプルかつ力強いベースが特徴で、2024年、2025年特にクラブやフェスでの爆発的な盛り上がりを生み出している。

Azumaiは、そんな「Jump Up」のエネルギッシュな魅力に、日本人らしい繊細で妖艶なシンセサウンドを融合。

タイトルの『Phyllody(フィロディ)』は、花が葉へと変化する現象をテーマとしており、Azumaiならではの精密かつ幻想的なサウンドデザインが楽しめる一曲になっている。



今回のVISION Recordingsへの参加はAzumai自身の長年の夢の実現であると同時に、日本のドラムンベースシーンにとっても意義深い一歩となる。

近年、日本の新鋭プロデューサーが海外レーベルからリリースするなど、ドラムンベースシーンの国際的な交流が活発化しており、海外の著名ドラムンベースアーティストの来日公演も増加している。

日本のシーンに世界的な注目が集まりつつある中でも、AzumaiのVISION Recordingsへの参加は、日本のアーティストの躍進の一歩を踏み出す出来事になるだろう。



【Azumai本人コメント】

「実は『Phyllody』というテーマは後付けだったんです。

最初にできたのは、硬質なベースラインに妖艶で幻想的なシンセが絡み合うメロディでした。

その対比を表現する言葉を探していたとき、『花が枯れる』というよりも、さらに違った姿へと成長していくようなイメージが浮かびました。

そこから『花が葉に変わる(葉化)』という言葉にたどり着きこの曲の世界観を表す『Phyllody』が誕生しました。


ドラムンベースはイギリスやヨーロッパ中心に育った文化ですが、最近になってようやく日本の若いプロデューサーによる作品も海外の市場で評価されるようになってきました。

このタイミングで僕自身がVISION Recordingsからリリースできるというのは、日本のカルチャーや感性を世界に届けられる一つのチャンスだと思っています。」

3月14日(金)よりSpotify、Apple Musicほか各種ストリーミングサービス、またBeatportやBandcampなどでも配信開始となる。


▼楽曲試聴リンク

Spotify: https://open.spotify.com/track/0NnJxbOms45OClmXYCTv6c

Apple Music: https://music.apple.com/jp/album/phyllody/1800727584?i=1800727688

Amazon Music: https://music.amazon.co.jp/albums/B0DZPC27ZB?marketplaceId=A1VC38T7YXB528&musicTerritory=JP&ref=dm_sh_4SL6njf10A5sdwzcAXnwFzckK&trackAsin=B0DZPF4R82


▼その他全てのアルバム曲の試聴・購入リンク

https://recordings.vision/VSN158


▼アーティスト関連リンク

Instagram:https://www.instagram.com/azumai_dnb/

X:https://x.com/azumai_dnb

Spotify:https://open.spotify.com/intl-ja/artist/6M7km51F4RvSRxNLCkw4YY

Apple Music: https://music.apple.com/jp/artist/azumai/1513331094


VISION Recordingsとは?

VISION Recordingsは、オランダのドラムンベーストリオ、Noisiaが2005年に設立したレーベル。​

このレーベルは、主にドラムンベースやベースミュージックを中心とした革新的な楽曲をリリースしており、シーン内外から高い評価を受けている。

​Noisiaは、VISION Recordingsの他にも、エレクトロやブレイクビートなど多様なジャンルを扱うDivision Recordingsや、実験的なドラムンベースに焦点を当てたInvisible Recordingsなど複数のレーベルを運営していた。​

これらのレーベルを通じて、Noisiaは自身の作品だけでなく、他のアーティストの才能ある楽曲も世に送り出してきた。​

Noisiaとは?

Noisiaは、ニック・ロース(Nik Roos)、マーティン・ヴァン・ソンデレン(Martijn van Sonderen)、タイス・デ・ヴリーガー(Thijs de Vlieger)の3人からなるオランダ出身のエレクトロニック・ミュージック・トリオ。

彼らは2003年に結成され、ドラムンベース、ニューロファンク、テックステップ、ダブステップ、ブレイクビート、ハウスなど、幅広いジャンルで活動してきた。​

その革新的で精緻なサウンドデザインは、世界中の音楽ファンやプロデューサーから高い評価を受けている。

Noisiaは、SkrillexのOWSLAやdeadmau5のmau5trap、Jay-ZのRoc Nationなど、著名なレーベルからも楽曲をリリースしており、The Prodigy、Korn、Robbie Williamsなどのアーティストのリミックスやプロデュースも手がけている。​

また、ビデオゲーム『DmC: Devil May Cry』のサウンドトラック制作など、多岐にわたる活動を展開してきた。

​2019年9月、Noisiaは2020年をもって解散することを発表し、2022年8月に最後の公演を行った。



Azumaiとは?

Azumaiは、東京を拠点に活動するドラムンベース・プロデューサー/DJ。​

精密かつ革新的なサウンドデザインで国内外のシーンから評価されており、海外レーベルProgRAMやCritical Musicからのリリースで注目を浴びている。

​特に、Critical MusicからリリースしたWaeysとのコラボレーション「Doggy Marriage」は高い評価を得ている。

​今回の『Phyllody』のリリースは、AzumaiにとってVISION Recordingsからの初のリリースとなり、日本人アーティストとしては稀な快挙である。​



BUZZチケ編集部注目ポイント

日本人プロデューサーAzumaiが、世界的レーベルVISION Recordingsから新曲『Phyllody』をリリース。

Jump Upドラムンベースに繊細かつ幻想的なシンセを融合させた本作は、日本発のサウンドで世界に挑む意欲作となっている。