ニュース 2025年10月14日
新潟で3万人超を動員した大好評展示会が、東京ソラマチ®に上陸!『ホラーにふれる展 -映画美術の世界-』10月11日(土)開催初日レポート到着!
ホラーにふれる展 映画美術 体験型展示 松竹お化け屋本舗 東京ソラマチ

2025年10月11日(土)、東京ソラマチ®5階スペース634にて『ホラーにふれる展 -映画美術の世界-』(企画・制作:松竹お化け屋本舗)が開幕した。

ジャパニーズホラーとして世界的にも人気を誇る日本のホラー映画の美術に焦点を当てた本展は、来場者が作品を「見る」だけでなく、「撮って」、「触って」楽しめる体験型イベントとなっている。昨年、新潟県立自然科学館で開催された際には3万2000人を動員し、大好評を博した。

今回の東京開催では、展示内容をさらにバージョンアップしての上陸となり、開幕初日には長蛇の列ができるほどの盛況ぶりを見せた。来場者は精巧に作り込まれた美術セットをじっくりと眺めたり、写真撮影を楽しんだりと、思い思いにホラー映画の世界観を体験していた。


【見る】ぞっとするような精巧な展示と、随所にちりばめられた演出が想像をかきたてる!



会場に一歩足を踏み入れると、コンセプトである“昭和50~60年代”の風情が漂いつつも、不穏な空気に包まれた空間が広がっている。首のない地蔵菩薩が出迎え、ただならぬ雰囲気を醸し出しており、一体その首はどこへ消えたのかという不気味な想像を掻き立てる。


地蔵菩薩や木塀には苔むしたような「汚し」が施され、まるで何十年もそこに存在してきたかのような不気味な佇まいを見せる。廃止されたゴミ集積所には、得体の知れないゴミ袋や骨壺が転がり、さびれた掲示板には「この人を探しています」という張り紙が貼られている。探し人は、この会場のどこかに潜んでいるのだろうか――。


各展示には、作品ごとの設定やストーリー、さらに「どんな素材でできているか」といった解説が書かれたキャプションが添えられており、多くの来場者が展示を見比べながら熱心に読み込んでいた。作品の背景にある職人のこだわりや、映画美術ならではの工夫を知ることで、より細部まで展示を楽しむことができる。


【撮る】まるでホラー映画の中?!撮影を楽しめるユニークな仕掛けつき展示!


会場内の展示作品は、すべて写真・動画の撮影が可能となっている。すべての展示がフォトスポットとして設計されているが、特に人気を集めていたのは、まるでホラー映画の中に入り込んだような写真を撮影できる仕掛け付きの展示である。来場者は作品を正面からじっくり眺めるだけでなく、裏側に回ってポーズを取り、思い思いのユニークな記念写真を撮影していた。




たとえば、今回の新規展示となる『マンホールに棲むもの』では、精巧に作られたマンホールの下に【何か】が潜んでおり、日常の中にもこんな存在がいるのではないかという不安を掻き立てる構成となっている。

造形のリアルさを楽しむだけでなく、裏側の排水溝から自分の手を差し入れ、モニターでその様子を確認しながら写真を撮影できる仕掛けが施されており、来場者が作品の世界観に没入できる体験型展示となっている。


【ふれる】すべての展示が“触ってOK”!ホラーの質感や手触りを体験!

展示作品はすべて「触ってOK」となっている。

さび付いた鉄骨、マンホール、岩など、一見すると重厚に見える映画のセットも、実際には運搬のしやすさを考慮して軽い素材で作られている。

来場者は造形のリアルさを楽しみながら、実際に触れたり持ち上げたりして、その軽さや予想外の質感に驚きの声を上げていた。


■ホラー好き必見!美術監督の過去作品とこだわりが詰まった「美術ノート」


会場には、本展を手がけた美術監督のクリエイティブな世界をより深く知ることができる「美術ノート」コーナーが設けられている。

過去に手がけたお化け屋敷や映像作品のセット写真、コンセプトイメージ画、解説などが展示されており、作品の裏側にある制作過程や美術監督のこだわりを垣間見ることができる。ホラー美術の奥深い世界を、視覚的にも知的にも堪能できるコーナーとなっている。


■『ホラーにふれる展-映画美術の世界-』は11月9日(日)まで!


盛況となった開幕初日には、来場者から「CGにも負けないリアリティのある作品に感動した」「さわれる展示が楽しかった」「ジャンプスケアがないので、ホラーが苦手でも美術を楽しめる」といった感想が寄せられた。

普段はなかなか目にすることのできない「映画美術」の精巧な技術を間近で楽しめる本展は、ノスタルジックでありながらも不穏なホラーの世界観を肌で感じることができ、まさに芸術の秋にふさわしいイベントとなっている。

『ホラーにふれる展 -映画美術の世界-』は、11月9日(日)まで東京ソラマチにて開催中である。


■開催概要

開催日程: 2025年10月11日(土)~11月9日(日)

営業時間: 11:00~21:00

※最終入場は終了30分前 ※最終日の営業時間は11:00~18:00

開催場所:東京ソラマチ®5階 スペース634 (東京都墨田区押上1丁目1-2)

東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅 正面口より すぐ

東武スカイツリーライン・半蔵門線・京成線・都営浅草線 押上駅 地下3F B3出口・A2出口より すぐ

入 場 料 :大人2,400円 高校生以下1,900円

※税込金額 ※3歳以下入場無料

購入方法:ローソンチケット https://l-tike.com/horror-fureru/

セブンチケット https://7ticket.jp/s/112779

チケットぴあ https://w.pia.jp/t/horror-touch/

アソビュー https://www.asoview.com/channel/tickets/EoQLWTzOjn

開催期間中は会場でも購入可能(電子決済のみ対応)


主 催:ホラーにふれる展実行委員会

企画・制作:松竹お化け屋本舗

公式サイト:https://plan.shochiku.co.jp/horrornifureruten

公式SNS:X https://x.com/shochiku_obake

Instagram https://www.instagram.com/shochiku_obakeyahonpo/

TikTok https://www.tiktok.com/@shochikuobakeyahonpo


BUZZチケ編集部 注目ポイント

『ホラーにふれる展-映画美術の世界-』が東京ソラマチで開幕。

“見る・撮る・触れる”体験で、精巧なホラー美術の世界を五感で楽しめる。