演歌歌手の小林幸子さんが、今月4日、立浪部屋の力士たちと共に埼玉県鶴ヶ島市で開かれた「ちゃんこ鍋交流会」に参加した。

この催しは、NPO法人カローレが運営する子ども食堂に登録している約100名の子どもたちとの交流を目的としたものだ。小林さんは、自身の故郷である新潟県内の「越後情話 立浪ファーム」で収穫されたばかりのブランド米「越後情話コシヒカリ」30キロを贈呈。おにぎりなどにして子どもたちに提供した。

「認定NPO法人カローレ」の子ども食堂で、おにぎりを振る舞う小林幸子（撮影・野上伸悟）

会場では、保護者たちからの熱烈な歓迎があった一方、子どもたちの反応が薄いことについて、「お母様方、ありがとうございます。子どもたちは私を知らないですよね（笑）」と笑顔で語る場面も。それでも、力士の大きさに驚き、おにぎりを口にする子どもたちは満面の笑みを見せた。