ここ数年、「高校生がなりたい職業ランキング」の上位にインフルエンサーの名前が挙がるようになってきた。

自分の好きなことやライフスタイルを発信して、それに共感してもらいたいと考える若者が増えているのは確かだ。

その一方で、会社員や公務員といった安定した職業を目指す層も根強く存在している。

では実際、今の高校生たちは「インフルエンサー」という職業に対して、どのくらい憧れを持っているのだろうか？

１０代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「放課後NEWS」（https://wakamono-research.co.jp/houkagonews/）では、

令和の現役女子高生に「将来、インフルエンサーになりたいと思ったことがありますか？」というアンケート調査を実施。

今回はその一部をご紹介！

【70.3%の女子高生「インフルエンサーになりたくない」】

「インフルエンサーになりたい」という調査結果の媒体も少なくない中、

本調査では「なりたくない女子高生」が圧倒的となった。

特に、

「有名になりすぎたくない」

「炎上が怖い」

「アンチが怖い」

「犯罪に巻き込まれそう」

などのリスクを怖がる女子高生の意見が目立つ結果に。

自分の顔をさらすことで、不特定多数の人に周知されてしまい、ちょっとした言動や発言が切り取られ、SNS上で拡散されることを恐れている女子高生が相当数いることがわかった。

「就職に支障がでそう」

「将来が不確かで安定しないから」

「普通の生活をしたいから」

といった、“インフルエンサー＝不安定な職業”という印象からインフルエンサーになりたくないと感じる女子高生も。

「“この職業たいへんそうだな”と思いながらインフルエンサーの動画や画像を見ている」という意見もあったそうだ。

他にも、

「自分の見た目では難しそう」

「人前に立つのが苦手だから」

「恥ずかしいから」

といった自身のビジュアル面や性格から「インフルエンサーに向いてない」と考えている女子高生の意見も集まった。

【インフルエンサーになりたい女子高生「お金が欲しいから」が多数】

一方、「インフルエンサーになりたいと思ったことがある」と回答した

29.7%の女子高生の中で多かったのが

「稼げそうだから」

「お金が欲しいから」

「有名人になってお金がたくさん稼げるから」

と言った「お金」に関する意見。

有名インフルエンサーの華やかな私生活やSNSの投稿を見て、「お金がたくさん稼げる職業」と感じている女子高生は多かったようだ。

「有名人になってチヤホヤされたい」

「キラキラした世界に憧れる」

「自分から流行りを生んでみたい」

など、ストレートにインフルエンサーに憧れる意見も。

他にも、

「うまくいけば化粧品のPRで無料でもらえるものが多そう」

「美味しいものをご馳走されそう」

など、有名人になることでのプラスの特典も多いと感じているのが特徴。

インフルエンサーは一般の職業の人より“おいしい”と感じている女子高生も。

【現役女子高生「インフルエンサーになりたいか」の詳しい調査結果はこちら】

今回ご紹介した調査結果の詳細・全貌も含め、「放課後NEWS」からご覧いただけます。

https://wakamono-research.co.jp/houkagonews/gen-z-girl-avoids-influencer/

調査期間 2025.4.24〜2025.5.10

調査機関 株式会社ワカモノリサーチ

調査対象 全国の現役女子高生

有効回答数 175名

調査方法 インターネットリサーチ

出典「放課後NEWS」

URL （https://wakamono-research.co.jp/houkagonews/）

BUZZチケ編集部注目ポイント

現役女子高生の「インフルエンサー」　に対する意外な考え方が明らかになった、この調査。

インフルエンサー＝憧れ、とは限らないのだろう。