ニュース 2025年05月15日
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全曲お菓子!8周年を迎えた甘党男子のアニバーサリーライブ&会見をレポート!
甘党男子 アイドル あまとうの盛

4月29日、東京・有楽町にあるヒューリックホール東京にて「BUZZチケpresents あつまれ あまとうの盛」が行なわれた。今回は、その公演の模様と、公演に先駆けて行なわれた囲み取材の模様を交えながらレポートしよう。


OVERTUREに合わせ、メンバー1人ひとりが登場すると、集まったファンは登場するメンバーの担当カラーに合わせて、ペンライトを振る。まだ、楽曲が始まっていないのにも関わらず、盛り上がる準備は十分な様子だ。その流れでメンバーは、まず「僕たちが〜甘党男子です!」と元気に挨拶。2024年にリリースされた楽曲「杏仁ソフト」で、この日のライブをスタートさせた。2曲目に披露されたのはクールな前奏の後で、一気に印象が変わるキュートな楽曲「プリン」。サビで2人1組になる振り付けの部分では、Sugar(甘党男子のファンネーム)から歓声も。さらに曲の終盤にメンバーカラー黄色の三上義貴が「みんな行くよー!」と盛り上げると、Sugarはそれに応えるように大きくペンライトを振って見せた。



そして3曲目「ティラミス」を終えると、この日1回目のMCが。そこでは、メンバーカラー赤の二ノ宮一馬が「もっと!」と煽るとSugarからは「いただきまーす!」とお決まりのレスポンスが。そして、メンバーは個性あふれる自己紹介をしてみせた。その後、三上が「黄次の曲からみんなで踊りたいんですわ」と言い、おとなかわいい&かっこいい曲「カヌレ」を、キッズダンサーを引き連れて披露。ノンストップで「ガトーショコラ」「たいやき」へと繋げた。


幕間にはこれまでの8年間を振り返るインタビュー映像が。さらにそれぞれの思いや、コロナ禍でお菓子配りができなくなったという大きな壁にぶつかったことなどを振り返る内容にファンは食い入るように見つめていた。


VTRのあとでメンバーは「バームクーヘン」で再登場。この際に来ていた、王子様のようなフリルたっぷりの衣装は新衣装とのこと。衣装に負けじと、王道アイドルソングとも言える楽曲でSugarを魅了した。


本日2回目のMCでは、まさかのコロンバンのイメージキャラクター・みっころが登場。実は今日会場にきた人に配られたお菓子はコロンバンが協力してくれたとのこと。さらに、ショートケーキを元祖で作ったのは、コロンバンであるとの豆知識をメンバーカラー緑の石塚利彦が言い、新曲「ショートケーキ」へと繋げた。ちなみにこの曲については、会見の中でも触れており、三上は「ショートケーキが食べたくなるような素敵な甘い曲になっていますので、ぜひとも皆さん楽しんで聴いていただければと思います」とコメント。メンバーカラー青の神久保翔也は、リリース日が誕生日とのことに触れ「僕としても、最大級のプレゼントだなと思ってます」と笑顔を見せた。


続いて披露されたのは「フレフレ」の歌詞が印象的な応援ソング「スフレ」。同楽曲では客席に降りて、できるだけ多くのファンにお菓子配りを行う一幕も。そしてメンバーカラー水色の成瀬淳志が「撮影はここまで!」という言葉を合図に、ホイッスルの音色からスタートする「ラムネ」を爽やかにパフォーマンス。


そして、神久保がSugarへの感謝を伝えた後で披露したのはSugarのことを歌った楽曲「Mochi」。この楽曲では、メンバーのオフショットや、ライブ時の写真がスライドショー形式で映し出される。さっきまで盛り上がっていたファンも座席に座り、ゆっくりと見つめた後で、大きな拍手を送っていた。


本編ラストにはキラキラと輝く紙吹雪が舞う中で明るい未来を感じさせる楽曲「シャーベット」を披露。甘党男子はステージを去っていった。



大きなアンコールのあとでは、甘党男子と縁が深い企業の映像が流れる。そして、その流れでなんと重大発表も。気になる内容は「子ども食堂にお菓子配りをします」「お菓子配り応援団『ひとくち』を募集します」「6月25日(水)ニューシングルをリリースします」「それに伴うリリースイベントを開催します」「最大規模となる文京シビックホールでのワンマンライブ開催決定」という5つだった。このお菓子配りの活動については、会見でも触れており、現在17万2681個を配り済みだそう。「東海、関東を中心にやっているけど、2025年も幅を広げてできたらなと思う」と二ノ宮。続けて三上は「今のペースだと、逆算したら250歳くらいで配りきれるかな」と発言、これを聞いた石塚が「医療が進歩していくかとの勝負か」と話しメンバーや記者を笑わせた。


そして再び登場した際には「マシマロ」の振り付けをレクチャー。そして、どう楽曲でTik Tokと集合写真を撮影。「はい、チーズ!」に合わせSugarが「ケーキ!」と大きく叫ぶ姿が甘党男子らしく印象的だった。その流れで、先ほどレクチャーしたキュートな楽曲「マシマロ」をフルで披露。続けて、メンバーカラー・白の菅井義久が「まだまだ声出していけますか?」と煽り始まったのはお祭りの雰囲気を醸し出す「アンパン」。1、2、3のカウントアップに合わせてメンバーもSugarもボルテージを上げていっていた。ラストソング「シュークリーム」では、ファンからの大きなコールが止まず。メンバーもステージの上から大きく手を振り、できるだけ多くのSugarを楽しませようとしている様子が印象的であった。



最後には二ノ宮がメンバーを代表して「楽しかったね!本当にこういうライブで思うんだけど、みんなからもらうパワーってとんでもなくない?」と笑顔。そしてSugarに対し「みなさん、ありがとうございます!」と感謝を伝え、ステージは終了。最後は「甘党男子でした」との挨拶に対してファンが「ごちそうさまでしたー!」と大声で返し、ステージは幕を閉じた。


ちなみに会見では、10周年に向けての意欲をメンバー1人ひとりが発表。三上は「この6人で今、活動を続けていること、意外に歳がいっているものの活動を辞める気配もないことを見ていると、超えれるものは超えていけるんだなと思います。なので、将来的にはドリフターズさんのような国民的に愛されるようなグループになりたいです」と発言。続く神久保は「もともと本当にお菓子が好きというのが始まりでした。始めた頃に比べると、CDを出して音楽番組に出させていただいたり、子ども食堂でお菓子を配ったり、お菓子を通していろんな活動ができているなと思っています。想像できていないことをたくさんやれてきたので、10周年の際にも想像できないようなことを起こせるよう、日々コツコツ頑張ってお菓子を配っていきたいと思います」と発言。「いつまでもバカで、いつまでも楽しいことを追い求めるグループで変わらず頑張っていきたい」と二ノ宮、「僕たち甘党男子に関わってくれる人たちには、笑顔でいてほしいなと僕は思います」と成瀬。そんな中、菅井は「アイドルという肩書でやっているけど、それをぶっ放して唯一無二になりたいです。甘党男子という新たなジャンルを作りたい!」と意気込み。このコメントを受け、石塚が「波風立てず、頑張っていきたいですね」と優しい笑顔でコメントし、この日の会見は終了した。



紆余曲折を経て8周年を迎えた甘党男子。今後もお菓子を通じて、アイドルと社会貢献活動を両立させながら、多くの人を笑顔にしていくのではないかと期待させるような一夜だった。


BUZZチケ編集部注目ポイント

ファンと共に8周年を無事迎えた甘党男子。

彼らが持つ太陽のようなエネルギーはこれからも多くの人の笑顔を作っていくのだろう。